久慈市観光物産協会

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久慈秋まつり

2022/9/4

大神宮・秋葉神社・巽山稲荷神社の三社大祭


久慈秋まつり


起源は応安2年(1368)に定められた秋葉神社の祭典日と言われていますが、
正確なことは分かっていません。
秋葉神社は荒町交差点の北西にありましたが大正6年の大火で焼失しました。
のちに大神宮の裏手に再建されましたがその祠も朽ち、大神宮に合祀されました。
そのため、現在は実質的には大神宮のおまつりとなっています。

山車や祭り行列が登場し、現在のかたちになったのは明治末期以降と言われています。
中町で五十集(いさば=魚屋)を営んでいた遠藤兼蔵氏がよそのまつりを見て
見よう見まねで作った人形がはじまりで、現在の山車に至るまで発展してきたと考えられています。
大正初期には「上組(かみくみ)」、「中組(なかくみ)」、「下組(しもくみ)」の
三つの組があり、昭和初期に下組が「新町組(しんちょうぐみ)」と名を改め、
戦後、新町組から分かれて「本町組(ほんちょうぐみ)」、「巽町組(たつみちょうぐみ)」、
「に組(にぐみ)」が誕生しました。

昭和40年頃から八戸の三社大祭で使用された山車を借りて運行されてきましたが、
徐々に自作山車で参加する機運が高まり、平成19年からは全ての山車組が
手作り山車で参加するようになり、その装飾の美しさや高さ・大きさを競い合いながら
現在まで発展してきました。

久慈秋まつりには、青森ねぶたのねぶた師のような山車づくり専門の職人はいません。
だいたい5月の連休明けくらいから山車組のメンバーが仕事を終えてから集まり、制作を進めます。
地域の子供たちを中心とした参加者が引きやすいようになるべく軽く、そして見る人を楽しませるために豪華絢爛に、仕掛けなどの工夫を凝らして山車を制作しています。
制作にかかる費用はほとんどが地域住民や企業からの寄付で賄われています。
山車は題材を変えて毎年作り変えられますが、限られた予算の中で人形や装飾等は
大事に再利用しながら、財産として受け継がれています。

【令和6年度日程】

9月19日(木)18時~ 前夜祭(場所:駅前広場)

9月20日(金)16時~ お通り(山車パレード/荒町→長内橋)

9月21日(土)14時~ 中日(郷土芸能パレード/山車運行はお休み)

9月22日(日)14時~ お還り(山車パレード/長内橋→荒町)